恋愛についての反省文。

自分史上最悪の別れ方をした。
この2年半は本当に無意味だったと思う。何をしていたんだ自分は。

相手があまりに優しい言葉を吐くもので、うっかり絆されていた。
本当にうっかり、うつつを抜かしていた。
まじでなんだったんだ。
  

あるエッセイストが「お前の恋愛の共通項は全て"お前が関わっていること"だ」
というようなこと(うろ覚え)を言っていたけど、その通りだと思う。

だけどその共通項を元に次の恋愛をしていこうなんてパワーはもう残ってない気がするし、
なにかしらのパワーが残っていたとしても、別のところに使いたい気がする。 
 


自分はこれまでの恋愛を、トライ&エラーでやってきたと思う。

恋愛が終わるたび今回の反省点を振り返って、この恋愛から何を学んだか考えた。
元恋人からされて嬉しかった事や、注意されて反省した事を
それなりにしっかり気に留めたりしている。
  
それは自分にとっては粘土で人型を作るような、
目をつぶって階段を上るような、
小さな一歩を踏みしめてゆっくり慎重を進んでいくようなもので、
それぞれを後から振り返れば、それは「恋愛」というよりは「人間としての精度を高めるためのステップを踏んでいる」ような感覚に近い。

のですが、このトライ&エラーの不毛さよ。

恋愛やそれに似た密な人間関係で起こる様々な悩みや葛藤について、
それに振り回されて人生を生きることについて、意義があるとはもう思えない。
トライしてエラーになった部分を克服したいとももう思わない。
ただ友達とか家族とか自分自身の事を大事にして生きられたらそれでいい。