壊れた物。
小さな頃、自分には傷ついた物を癒す力があると思っていた。
者、じゃなくて、物。
壊れた物はかわいそうで、救ってあげたかった。
ほつれたぬいぐるみも、割れたお皿も、動かなくなったおもちゃのロボットも、
かわいそうで、それを見るだけで泣いていた。
壊れるのが嫌だから欲しくない、とも思っていた。
そういう感覚は今でもある。
底に残ったロウソクが悲しくて、夜な夜なそれらを集めて一つの塊にしている。
仲間に会えてよかったね、みたいなことを思ってる。
人間相手にはそんなこと思わないけど、ロウソクには思う。
何か小さなどこかの世界を救っている気になっているんだと思う。
指先をやけどしながらロウソクを仲間の元に返してあげる。
それぐらいの力が、他人にも向けられればいいのに。
本 with 塩パン。
図書館の本、インターネット予約する術を覚えてから
すごく楽になったんだけど、4、5冊いっきに来たりして
持って帰るのも読み切るのも大変。
あと、図書館のホームページで検索したら貸出可って書いてある本、
実際に図書館で探してみたら見つからない事が多いのは何故だろうか。
分類分けが複雑なのかな?
特に発達関連の本は障害、教育、エッセイとか
いろんな分類に分かれていて見つけるのは至難の業だったりします。
とりあえず塩パンを食べて、人から薦められた本を読む。