宇宙旅行の夢。

38度の熱が出て、全身に大量の汗をかきながら見た夢で宇宙に行った。
ウォータースライダーのように周囲が透明で、何億もの星が透けて見えるトンネルを滑り落ちていると
行き止まりにぶつかり、スーパーボールのように弾き飛ばされて、夢の中で気を失った。

気がつくとまどろみの中で、なにかを指で弄んでいた。
小さなボタンなようなものに触れると、クリスマスソングが流れはじめた。
目をさまして手の中を見ると、数冊の手紙を握っていた。
よくよく見て見ると、それは子どもの頃にもらったサンタクロースからの手紙と、大ゲンカの後にお母さんがくれた手紙だった。
引越しや自立で、いつの間にかなくなっていて、どこにいったのかな?あんな大切なもの、捨てるわけないのにな?と思っているうちに
いつしか存在そのものを忘れちゃってたけど、なんだ、ここにあったんだ。
という安心感で目が覚めた。目が覚めて、さみしくなった。