フユスル

どこかで浮遊しています。

LGBTの集まりは苦手。

LGBT関連の集まりはちょっと苦手。

以前はレインボーパレードとか、LGBT関連の集まりに行くことが楽しくて
しょっちゅう遠出して行っていた。
以前っていってももう5年とか、10年近く前かも。
本当の自分を受け入れてもらえるのはここだけだ、みたいな気持ちでいた。
まだ若かったし、キラキラした世界でいられて楽しかった。
だけど同時に居心地の悪さを実感する場所でもあった。

去年久々に行ったLGBT系のイベントでも。
楽しい反面、多様なセクシュアリティが存在するあの場でも
受け入れてもらえないという居心地の悪さを感じた。

自分はXジェンダーを自認しているけど、10年前も去年でも
LGBTと広く銘打った場で、自分の存在を認められたと感じたことはあまりない。
「お兄さん」「お姉さん」と呼び止められたり、
「彼女いるの?」とか、「オペしてるの?」とか「声低いね」とか、
「Xジェンダー?とりあえずクエスチョニングって事でいいですか?」という扱い。

いやいや、僕は自分のジェンダーをクエスチョンしていません。
"Xジェンダー"を自認する人の中にもいろんな人がいるけれど、
別に僕はFかMどちらかに移行途中でもないし、
「FtXでビアン」でもなければ「MfXでゲイ」でもない。
ただただ性別を自認していない、Xジェンダー
そして恋愛感情はあまりない。ビアンでもゲイでもノンケでもない。

と説明しても、なかなか理解してもらえない。

「恋愛に性別は関係ないー!」「愛するって素晴らしいー!」みたいな
コールを強制されると何とも言えない気持ちになる。
決してそういう思いに反対ではないから笑顔でコールするけど、
実感としてはないから本気で訴えかけたいとは思っていなかったりする。

それでも何か得られるものがあるかもな、という気持ちで出掛けていく。

そして最近、LGBTの集まりじゃないほうが自分のジェンダー
理解してもらえてる気がする、と気づき始めてきた。

「自分Xジェンダーでして性自認というものが…」みたいな堅い説明はしなくても
「自分のこと男とも女とも思ってないんです」ぐらいでサラッと言っておくと、
案外、面白がってくれる人はいるし、「ああそうなんだ、なるほどね」
という反応もあったりする。

ジェンダーを理解してもらえるという感覚じゃなくて、
自分を分かってもらうという事が大切なんだろうな。
気持ち悪いと思ってる人もいるかもしれないけど、そんな人の事は知らない。