苦痛な音、こと。

会議中、誰かがボールペンをカチカチさせてリズムをとっていて、
その音がとても気になって、頭の中がその事でいっぱいになって
本当にうるさくて、気がついたら会議が進んでて、
何について話してるのか分からない。
 
高い声でされる咳の音とか、突然の大声とか、皿洗いの音とか、
あと、貧乏ゆすりとか、誰かに体をツンツンされるのも、
頭の中に入ってくると、それまでやってた事を食いつぶしていく。
傾向としては、ふいに聞こえる音と、リズミカルに聞こえたり見えたりするものが苦痛なんだと思います。
 
思い起こせば学生時代もそうだった。
隣のクラスの先生の声とか、遠くで体育の授業で使ってる笛の音とかが本当に本当にうるさかった。
気がついたら授業が終わってた。
 
そういう事って自分にとっては当たり前だったから、
それが授業が頭に入ってこない理由だとは気づかなかった。
あの時、なにか対策をしておけば
もうちょっと成績よかった、かどうかは、分からないけど。
 
まさか会議中に耳栓するわけにもいかないし、
どうしたらいいか分からないまま。
治せるものなら治したいけど、職場で打つ手がないな。