宇宙旅行の夢。

38度の熱が出て、全身に大量の汗をかきながら見た夢で宇宙に行った。
ウォータースライダーのように周囲が透明で、何億もの星が透けて見えるトンネルを滑り落ちていると
行き止まりにぶつかり、スーパーボールのように弾き飛ばされて、夢の中で気を失った。

気がつくとまどろみの中で、なにかを指で弄んでいた。
小さなボタンなようなものに触れると、クリスマスソングが流れはじめた。
目をさまして手の中を見ると、数冊の手紙を握っていた。
よくよく見て見ると、それは子どもの頃にもらったサンタクロースからの手紙と、大ゲンカの後にお母さんがくれた手紙だった。
引越しや自立で、いつの間にかなくなっていて、どこにいったのかな?あんな大切なもの、捨てるわけないのにな?と思っているうちに
いつしか存在そのものを忘れちゃってたけど、なんだ、ここにあったんだ。
という安心感で目が覚めた。目が覚めて、さみしくなった。

夏が終わらない。暑い。

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夏が終わらない。暑い。

夏が始まる頃、友達が亡くなった。
いろんな人に迷惑をかけて好き勝手生きてるような人だったし、
大嫌いな部分もたくさんあったけど、まだまだこれから進んでいく人だと思ってた。
今でも彼女の死には納得がいかない。好きな部分もあるからこそ、
むかつく部分も多い。今でも街角で彼女に会ったら嫌だな、とか思ってしまう。
喧嘩別れをしていたら、いつの間にか死んでしまったのだ。

好き勝手に生きたほうが絶対、お得だと思う。
彼女の死について、最近考える。どんなにこれからの未来に野望を
抱いていたとしても、人間死ぬときには死ぬ。貸したお金も本も返さないまま、
誰とも仲直りしないまま死ぬ。

やりたい事がたくさんある。たくさんではないかもしれないけど、
一日の時間が足りない気がする。話は全く変わりますが、無花果が好き。
でも高いのね。スーパーで買ったら500円以上する。でも田舎のほうの、
農家の人達が売ってるやつは300円ぐらいで買える。夏が終わるまでに
フルーツをお腹いっぱい食べたい。

人を殺す夢。

意味深な夢を見がちな僕は、ここ数日、人を殺して逃げる夢を見ている。
それはおそらく、木曜日に見た雛の事が気がかりなんだと思う。

木曜日、作業場の玄関に出来ていたツバメの巣から一羽の雛が落ちていた。
まだ本当に小さくて、目も開いていない。

巣に戻そうかと思ったけれど、人間の臭いのついた雛を
親鳥は育てない、という話を聞いた事があった。
自然淘汰されるものに逆らってはいけないともいう。
しばらく悩んだ挙句、雛をそのままにして家に帰った。

次の日、作業場には行かず自宅で仕事をした。
雛に会いたくなかった。きっともうこの世にはいないと思う。

「自分の目の前に来た命は大切にしたい」という考えを持っていたのに、
見捨ててしまった。
どうしたら良かったのか分からないけど、自分のした事を後悔してる。
後先なんて考えずに、精一杯助けてあげたら良かった。